ごあいさつ

私たちはお客様の要望をよく聞くことからはじまります

「人が自慢」の植木屋を売りにしているので、丁寧・熱心・常に笑顔を心がけています。まずはお客様のお話をよく聞いて何を困っているのか、ただ単に木を切ればよいというだけでなく、なぜ木を切るのかを確認します。「枝が屋根や壁に当たっている」、「日当たりが悪い」、「虫が出る時がある」など困っていることがわかると、それに対して木の切り方も違ってくるだけでなく、こちらから提案も出来ます。どうすれば解決できるのか、再発しないようにするにはどうしたらよいかを一緒に考えます。また、庭のことだけでなく何か困っていることがあれば出来ることには対応しています。雨どい掃除・日曜大工・粗大ゴミ運搬・雪かき等、「誰かにお願いできないかな。」と思ったときの相談先として、思い出して頂くことに幸せを感じています。この仕事はお客様から直接「ありがとう!」と喜んで頂く時が一番やりがいを実感するときです。

本間金五

プロフィール経歴

株式会社佐渡活 代表取締役 本間金五 (ほんまきんご)
1981年新潟県佐渡島に生まれる。新穂小・中学校、佐渡高等学校を卒業後、東海大学に進学。高校の体育教師やIT企業勤務を経て、2011年に家族とともに佐渡へUターン。植木業で独立し、2016年に株式会社佐渡活を設立。

佐渡で活きる、佐渡を活かす

憧れと本当の自分

高校生のときは卒業したら都会で住むことに憧れていました。しかし、実際に暮らしてみると自然の少なさに違和感を覚え、子どもを育てるには自然豊かな場所が一番と思い、佐渡に帰ってきました。デスクワークもしましたが、やっぱり体を動かす方が自分には合っていると考え、庭の世界に入りました。海や山、自然が好きなことも改めて確信しました。佐渡で活きていくには何が必要なのか、自分に何ができるのか、本当の自分を見つめ直しました。

持続可能な佐渡島

佐渡で活き続けるためには、人が必要です。一人でいき続けることは出来ません。家族、集落、地域、島それぞれのコミュニティで人とのつながりが重要になってきます。商工会・鬼太鼓青年会・消防団・青年会議所・PTAなど自分が出来ることから少しずつコミュニティの和に参加しています。いずれは次の世代に襷を渡すときがきます。持続可能な佐渡島にするためには、まずは自分が先代から受け継いだ襷をつなぐことで、それぞれのコミュニティが続いていくと考えています。その為に子ども達に佐渡の素晴らしさや魅力を伝えていきたいです。

今後のチャレンジ

現在は冬期の作業として牡蠣養殖業にチャレンジしています。早く一人前になって独立したいと考えています。春から秋は植木業で冬は牡蠣漁の通年雇用モデルを構築していきます。また、植木業では島内の方はもちろんですが、コロナ禍の影響もあり島外からの依頼が増えてきています。なかなか帰省したくても佐渡に来れない方からお墓の掃除や空き家の管理など、遠隔での依頼に対応しています。今後はそのような方が増えてくると考えられるので、わかりやすい案内を表示し、お客様の期待を上回れるように対応していきます。 そして将来的にはゴミを生かした活動も出来ればと考えています。植木業では枝葉などのゴミをが出ますし、牡蠣養殖業では牡蠣の殻ゴミが出るので、再利用できる仕組み作りにチャレンジしていきたいです。